【イタリア料理】クイントカント
- 2022年06月
- ランチタイム
- お会計:27,165円(大人3人分)
前日の夜から絶食。
当日の朝からは絶飲。
朝食を欠かさない私にとって、こんなに辛い日は無い
おまけに、徒歩+電車で1時間以上かかる検診会場。
健康を気遣ってくれる会社には大変感謝しているけれども、もう駄目だー、というのが、正直なところ。
絶食明けのランチは美味しいものを、と毎年かなり張り切っている。
一人でも行くし、都合が合えば親も誘っている。
北新地にあった(現在は閉店)懐石料理のお店で天婦羅ランチだったり、
「映える」洋食だったり(あ、このお店も閉店している)、
健診時にもらえる無料のランチチケットが使えるお店に行ったり(そして、このお店も閉店 )、
「夫婦善哉」で有名な法善寺にある、イタリアンにも。
このお店はまだ頑張っていらっしゃる。
そして今年は、かなり張り切ることに。
大阪中之島というハイソなエリアにある有名店「クイントカント」さんへ。
両親とはお店の前で待ち合わせ。
知ってないと入らない
ビルの角がお店の入口。
ちなみに、このビルの道1本向こうが、この春にオープンした大阪中之島美術館。
一休.com から申し込みをしたけれども、お店に直接依頼をしても同じラインナップ。
昼も夜も、月替わりのコースのみ。
一番お安い、6,050円のランチコースを予約。
お店の感染症対策としては、入口での手指の消毒と、非接触の検温。
テーブルは完全にパーティションで区切られていて、緩い個室のような誂え。
テーブルの真ん中にはアクリル板の設置。
平日のお昼。
お席はほぼ満席という盛況ぶりだった。
素敵なテーブルセッティング。
封筒にはテイクアウトできるティラミスやワインのチラシ?と・・・
コースのメニュー。
お食事の前後に、シェフが挨拶に来てくださった。
ほんわかとした雰囲気で、20代?ってぐらいにお若い。
お食事後には「どのお料理がお気に召しましたか?」とも。
全部ですーーーー 、としか答えられない田舎者。
本当に、思い出に残るランチだった。
コース料理をイラストに描いたものをお土産にいただいた。
緊急事態宣言中に、お料理の説明がマスク越しかつ声を張れないので聞き取りづらいだろう、ということから始めたサービスとのこと。
蔓延防止も明けた時期だったけれども、好評なので継続しているのだそうだ。
これは、嬉しい。
おのおの飲み物を注文して、お食事開始。
飲み物のお値段には、税金の他にサービス料として10%が加算される。
プレミアムモルツ。1,100円。
生ビールは無く、334mlの小瓶。
慎重に、とくとく・・・とついでいただいた。
私と母は 、父は飲めない&運転手なのでお茶を。
(画像を撮り忘れた・・・)芦屋”ウーフ”さんの紅茶をコールドブリューで。880円。
存じあげないお店だけれども、とても香りが高く美味しい緑茶系。
父も非常に気に入っていた。
フォアグラのカタラーナ。
表面はキャラメリゼされていて、パリっと。
甘くてほろ苦い。
フォアグラは、ほんとブリュレ。
カタラーナなので粉類が入る分だけねっとり感があるとのこと。
エスプレッソソースが良く合う。ウマー
海老とビーツのインサラータ。
「グラニテ」は氷菓のこと。
席で仕上げにシャーベットをぱらりと振りかけてくれる。
「説明している間に溶けちゃいましたね」
という訳で、追いグラニテも(笑) 。
海老はぷりぷりで甘みもあり、苦みのあるわき役たちとの相性バッチリ。
大変、美味。
お皿の誂えもとても美しい。
同じテイストのデザインだけれども、全員形が違った。
こういうお皿、保管庫だけで一体どれぐらいの広さが必要なんだろう・・・
想像すると、怖いわー。
牛ハツのカラブリア風。
グリリアはイタリア語でグリル?バーベキュー??の事。
焼いて甘みが強くなった万願寺唐辛子の美味しいこと
ハツはホルモンなのに大変柔らかい。
そして、意外にボリュームがあった。
そろそろパンが欲しいね、とひそひそ話ていたら・・・
「お好きなものを1つ選んでください」
と、パンをのせる小皿が柄違いで6種類ほど登場。
「これ」
と選んだお皿に・・・
パン。
ふんわりしたパン。
硬い食事パンや、オイルの効いたフォッカチャではない。
甘みが強め。
ソースとの相性を考えて、このような柔らかいパンにしているとのこと。
結局、お代わりして3個も食べてしまった
ズッキーニのリゾット。
栄螺(さざえ)の肝の苦みがお野菜の甘みと良い相性。
ペパーミントが意外に効いていて、さっぱり系だった。
アニョロッティ ホロホロ鳥とブラックオリーブ。
「アニョロッティ」は、詰め物のパスタ。
ラビオリとは異なる、これもイタリアの郷土料理とのこと。
添えられているゴルゴンゾーラ+くるみで食べる場合との味変を楽しむことが出来た。
お料理はどれもひと口ずつ、ちょっとずつだけれども、そのひと口も味変出来るように色々と考えられている。
プロのお仕事って、本当にすごい。
仔羊のストゥファート カポナータのプロポスタ。
ストゥファートは、ストーブの上でコトコト煮る料理。
カポナータ はラタトゥイユと同様にお野菜の水分で調理する方法。
プロポスタは、英語では「propose」。煮込んだお野菜をかけて混ぜる、ってことかな。
牛ハツのグリリアもそうだったけれども、
お酒に合わせることも考えているのか、メイン系は味が濃い目。
ビールを小瓶で2本飲んだ後だったけれども、赤ワインをここで投入。
「一番重い、渋い、辛口を」。
グラスワイン。2,000円。
特に詳しい説明は無かったのだけれども、クイントカントさんの自社ブランドのものかなぁ?
「スパイシーな風味の辛口です」
とのことだったけれども、それでも若干軽い。
お昼に飲むのだったら、これぐらいなのかなぁ・・・ワカラナイ
お互い初対面ですもの、好みのすり合わせって必要ですね。
スパゲッティ サルサポモドーロ。
グラム数を指定できる。30グラム、60グラム、90グラム。
私と父は30グラム、母は60グラム。
クイントカントさんの名物料理。
流石、というしかない、優しいトマト味。
もちろん、熱々で供される。
これはもう当たり前すぎるのか、お土産にもらったコース料理のイラストには記載なしだった。
ヘーゼルナッツとアメリカンチェリー。
1品目のフォアグラに続き、カタラーナ再登場。
パイはお行儀悪く指でつまんで、カタラーナやジェラートを添えて、パクッ
非常に、美味。
このお皿を下げた後に、食後のカフェ。
エスプレッソ、珈琲、紅茶、カモミール、ラテから選べる。
珈琲。
ガラスのカップはダブルウォールになっていて、持つところはほぼ常温から少し温かい程度なのに、珈琲は熱々
やっぱりコーヒーはこうでなきゃ。
エスプレッソ。
強さを指定できる。こちらはダブル。
ラテ。
可愛いアート付き
飲むときに崩すのが勿体ない・・・。
ラテ作っている間に冷めたのか、珈琲とは違ってこちらは「飲み頃」の温度だった。
ややぬるい。
もうちょっと熱い方がいいなぁ。。。
小菓子は、ほろりと崩れるクッキー。
ナッツだけれども(ピスタチオ??)、バカ舌には判別できない・・・。
以上、8種類のランチコースでした。
モチロンお腹いっぱいになるけれども、もう駄目だ、ひと口も入らない、という感じでもない。
2時間かけてゆっくりと食べるからかなぁ。。
少量ずつ美味しいものを食べ続けるって、なかなか贅沢な体験でした。
それに、食べたことが無いお味なのに美味しいって、すごい事。
流石です。
飲み物代は9千円ほどだった。
ビール中心だけど、やっぱりこれぐらいかかるよねぇ・・・。
年に1回来たいわぁ、と控えめなおねだりを母からいただいた。
大変、美味しかったです。
口コミに、偽りなし。
お店の皆さんも親切で、かつ心地よいサービスを提供していただきました。
またお伺いします。
ご馳走さまでしたー(・人・)
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